竹田城跡は「全国屈指の山城遺構」として国の史跡に指定されています。
近くを流れる円山川の影響もあって初秋から冬場にかけて気候条件にもよりますが「雲海」が発生しやすく、竹田城を包み込みまるで天空に浮かんでいるように見えることから、「天空の城」や「日本のマチュピチュ」とも呼ばれています。
また、城壁全体がまるで、虎が臥せているように見えるという事で「虎臥城(とらふすじょう・こがじょう)」とも呼ばれています。
【歴史】
嘉吉元年(1441)嘉吉の乱勃発後、山名氏と赤松氏の間に深刻な対立が生じていました。
竹田城はこの時、赤松氏に対する山名氏方の最終線基地の一つとして築城されたと伝えられています。
【遺構】
竹田城は,播磨・丹波・但馬の刻子上の要地に築城されました。
築城当初の姿はよくわかっていませんが石垣遺構周辺に存在する曲輪から判断しますと
現在の本丸・天守台の存在する山頂部から三方に伸びる尾根上に曲輪を連続的に配置し
堀切や竪堀で防御性を高めていたものと思われます
竹田駅
明治39年、播但鉄道の新井駅~和田山駅間の 延伸と同時に開業 旅客・貨物の取扱を開業 駅舎はその当時のもの
竹田まちなか観光駐車場
竹田駅から一番近い駐車場です。(無料)
「駅裏登山道」を利用される方はこの駐車場が一番近いです。
駅裏登山道
竹田駅の裏手にある登山道です。
ここから約900mほど山を登って行くと「料金収受棟」があります。
駅裏登山道は400年前に城主が竹田城に登る際に利用していた道だそうです。
※ここから先は、飲み物は販売していないのでご注意ください。
タクシー乗り場「中腹駐車場」(スタッフ駐車場)
ここから竹田城跡までは徒歩になります。
自販機の設置場所は、ここが最後になります。
竹田城跡入り口
タクシー乗り場の横にある入り口です。
舗装された道を徒歩で収受棟まで向かいます。
収受棟までは、約700m。
大手門コースのようす
緩やかな坂道ですが最終付近は坂が少しきつくなります。
竹田城跡まで舗装されている道は大手門コースのみです。
収受棟(竹田城跡 受付入り口)
竹田城跡の入場口です
トイレはありますが、自販機などはないのでご注意ください。
観覧料:大人(高校生以上)500円・中学生以下 無料
詳細についてはコチラ→「竹田城跡 観覧詳細」
天守台からのようす
天守台から「南二の丸」「南千畳」方面を望む
写真左手奥の山は朝来山(756.50m)
朝来山には「立雲峡」がありそこから竹田城跡全体の風景などを見て楽しむことができます。
竹田城跡 アラカルト
竹田城跡天守台|360°パノラマビュー
詳細MAP
国指定史跡 竹田城跡
〒669-5252 兵庫県朝来市和田山町竹田古城山169番地
竹田城跡 観覧詳細
- 観覧料:
- 大人(高校生以上)500円
- 中学生以下 無料
- 団体(20名以上)450円
- 年間パスポート1,000円
観覧期間:
- 3~5月 8:00~18:00(最終受付17:30まで)
- 6~8月 6:00~18:00(最終受付17:30まで)
- 9~11月 4:00~17:00(最終受付16:30まで)
- 12~1月 10:00~14:00(最終受付13:00まで)
※1月は1月3日まで
※冬季期間は条件付き開山となっています。